のぞみは、東海道・山陽新幹線の最速列車であるため、毎日多くの方が利用されます。
また、のぞみは、自由席の号車数が少ないため、平日であっても時間帯によっては満席となり座ることが出来ないこともあるのです。
のぞみは長距離を走るため、乗車時間も長い方がほとんどですから、乗るのであれば、自由席であっても、やはり、出来るなら座って、より快適な時間を過ごしたいですね。
今回は、のぞみ自由席の平日の混雑状況や、自由席に座るコツなどについて、詳しくお伝えいたします。
のぞみ自由席の平日混雑状況2019
「のぞみ」は、全国の新幹線の中でも、16両編成中、自由席が、博多寄りの「1~3号車のみ」と、とても車両数が少なく、自由席が満席になりやすい車両といえます。
基本的にのぞみのような、「速達列車」ほど、自由席車両数が減って、自由席の乗車率が高くなる傾向にあるのです。
また、のぞみは行き先が、「東京~新大阪・広島・博多」の「3種類」の列車があって、中でも「東京~博多」まで走るのぞみが、最も乗車率が高いため、混雑しやすくなっています。
平日ののぞみは、早朝や夜遅くの利用者が少なく、朝は8時~9時、夕方は17時~18時にピークを迎えて、自由席も混雑する傾向となっています。
「2019年平日」の、のぞみの自由席の混雑も、同様の状況が予想されます。
日中は、「平日」ということもあって、家族連れの方など、大人数で利用する方が、少ないこともあり、混雑することは少なく、のぞみの自由席は、基本的に、落ち着いた車内となっています。
ですから、「平日」にのぞみを利用する方の多くは、1人や、2人といった「少人数」で利用する方が多いので、「窓側」や「通路側」の座席を利用する方が多く、逆に、3人掛けの真ん中の座席だけが、空席となっている列が目立ちます。
のぞみ自由席に座るコツ
では、のぞみの自由席に座るために覚えておきたいコツをいくつかご紹介いたします。
できるだけ始発駅を利用する
当たり前といえばその通りなのですが・・・始発駅の場合、新幹線が駅に到着した時点で、乗車客は誰もいない状態ですよね。
ということは、自由席の列の、前の方に並ぶことさえ出来れば、ほとんどの確率で、自由席に座ることができます。
逆に、その次からの駅ですと、いくら1番前に並んだからといっても、来た列車が既に満席状態であると座れない可能性もあるのです。
始発駅からの乗車が可能な方は、とてもオススメです。
1本新幹線を見送る
時間的に余裕がある場合に限られてしまいますが、いくら始発駅だといっても、乗ろうと思ってたのぞみの列車の自由席の列に、既に大行列ができている場合、自由席に座れる可能性は、とても低くなってしまいます。
改めて次の列車を狙うことで、列がまだないことがほとんどなので、自由席に座れる確率も高まってくるのです。
距離が短い列車を狙う
のぞみで、1番距離の長い列車は「博多行き」となります。
この列車には、博多に行く人以外に、大阪へ向かう方も、広島へ行く方も乗車します。
一方で「新大阪駅行き」の場合は、新大阪行きの人だけが基本的に利用します。
ですから、「新大阪行き」を狙うことで、乗車率がぐっと、減ることが考えられますので、自由席に座れる確率も高まるのです。
2号車を狙う
のぞみの自由席は1~3号車となりますが、実は号車によって座席数が異なってくるのです。
1号車・・・65席(13列×5席)
2号車・・・100席(20列×5席)
3号車・・・85席(17列×5席)
3つの「号車の中で、最も多いのが2号車となるので、単純に同じくらいの人数が列に並んでいる場合、席数の多い「2号車」が1番自由席に座れる確率が高くなるのです。
のぞみ自由席の平日の満席時間帯
平日の場合、のぞみの利用者の中で、通勤客や出張などのビジネス客の方が多くの割合を占めています。
ですから、朝のラッシュに当たる7時~9時ののぞみが満席となる確率が、1番高くなる時間帯となっています。
この時間帯に利用する場合は、下り列車は基本的に、東京駅から乗らない限り、自由席に座ることが出来る確率はほとんどなくなってしまいます。
上りの列車の場合であっても、博多、広島、新大阪駅で既に、満席状態となってしまうことが多く、次の駅からですと、乗れない確率もあるのです。
また、3連休前などの金曜日は、夕方以降の遅い時間帯であっても、前乗りで旅行や帰省などで「のぞみ」を利用する方が増え、自由席が満席状態となる場合があるのでご注意下さい。
のぞみ自由席の平日の混雑状況2019まとめ
いかがでしたか。
のぞみ自由席の平日は、お仕事での利用の方が多いため、のぼりくだりともに朝の8時前後の時間帯が、一番混雑しやすくなっています。
また自由席に座るためのコツは、
・始発駅を狙う
・1本見送る
・新大阪行きの列車を狙う
・2号車を狙う
です。事前にポイントをしっかりと押さえ、のぞみに自由席に乗車する際に、ぜひ役立てて下さいね!